グラブル、始めました。 -前編-
冷やし中華は胡麻だれ派です
1.空の物語がやってきた
コロナウィルスの影響で週5であったレストランのバイトが消え、4時間昼寝をしてもまだ時間が余るという生活をただ繰り返していた。2018年秋の大感謝祭から復帰したパズドラもマンネリ化していて特にこれといってやることがなく、とにかく暇だった。
そこで、1月末にインフルエンザ(軽症)で同じように暇していたときに知り合いから「時間があるならグラブルかプリコネ始めないか?」と言われていたことを思い出した。当時はインフルエンザが治ってバイトに復帰したらしっかりとプレイするための時間を確保できなくなるからという理由で断っていたが、今回は話が別だ。いつこの自粛ムードが終わるかわからないし、何より気が滅入るぐらい暇だったからだ。
プリコネかグラブルか。
どちらを始めるかは割とすぐに決まった。
理由としては3つ
- TCGプレイヤー時代の友人が主にグラブルをプレイしていたから。
- 自分がグラブルを始めることで、グラブルがその友人との共通の話題になると思ったから。
- 自分の中で流行りにはあまり乗っかりたくないというものがあったため、知り合いの6割ぐらいがプレイしてるプリコネをいまさら始める気はあまり起きなかったから。
主な理由は最初の2つだが最後の一押しとなったのはタイムラインに流れてきたこれ。
なるほど、これは時間を潰せそうだ。
そう感じた自分は例の友人に連絡を取った。
数分後返ってきた内容はこうだった。
「色々と教えてやるから通話に来い。」
こうして自分のグランブルーファンタジーが始まった。
2.水有利古戦場がやってきた
その日の通話で3月30日が6周年ガチャピン最終日で始めるにはギリギリのタイミングだったなど言われながらアカウントを作った。
リミ武器はないものの、アテナ,アンチラ,水着ブローディア,水着ユエルとだいたい95点ぐらいの内容。
毎日の通話で島HARDやマグナの確定流しの仕方などを教わっているうちに2週間が経ち4月13日。
そう、Twitterをやっていれば誰もが知っているであろうあの“古戦場”の開幕である。
団員からは古戦場前日に「今回の古戦場では流れや遊び方を覚えてね。」とだけ言われていた。そうは言われたものの、他の団員の代わりに肉集めをしてHELL自発して団に流すなどで少しでも貢献できると思っていた。
が、所属している団は所謂身内団というものでノルマもなければ本戦の勝敗はそこまで気にせず、“個人”で頑張れる分だけ頑張りましょうというタイプのゆったりとした団だった。
Rank190越えの周りがどんどん走る中、“団体”でやるものだと思っていた古戦場を始めたばかりの自分が“個人”でやるのは精神的にキツいものだった。
始めたばかりのプレイヤーが肉集めして他のプレイヤー代わりに数回HELL自発して団に流したとしても勝敗には関係ないのは明らかであると火有利古戦場を終えた今ならわかるが、当時の自分にはそんなことなどわかるはずもなかった。
インターバルの時点でこの古戦場では何も団に貢献できないと分かった自分は、所属する団とは別界隈の知り合いにこう相談したのであった…。